Shizuku Pearlに込められた想い
真珠は自然の中、あこや貝が生み出すもので、様々な品質のものがあります。
日本の真珠業界では古くから「美しい真珠=丸い・キズがない・強い光沢がある」とされ、厳しい品質基準が設けられてきました。その結果、「あこや真珠」のブランドとしての信頼性は確立された一方で、基準に満たない真珠──いわゆる“規格外”とされる真珠も多く存在します。形が不揃いなため製品化が難しく、市場では十分に評価されてきませんでした。
その中には、いびつな形ながらも個性的で特別な輝きを放つ真珠があります。
近年、あこや真珠の生産量は減少し、希少性と価格がともに高まる傾向にあります。
同時に、現代は多様な価値感を認める時代です。
これまでの「丸くて傷のない美しい真珠」という価値と、「唯一無二の形を持つバロック真珠」の価値。私たちは、その両方を大切にしていきたいと考えています。「Shizuku Pearl」では、一つひとつの真珠の個性を見極め、形や表情を活かした加工を店内で行っています。
これまで基準に満たないとされていた歪な粒を、価値ある真珠として流通の輪に戻すことは、日本の真珠業界への貢献にもつながると考えています。